めまいとは実際には自分あるいは周囲が動いていないのに、動いている様に感じる現象です。ぐるぐるまわる感じの回転性めまい、ふわふわする感じの浮動性めまい、気が遠くなる感じの眼前暗黒感などの症状があります。
めまいの原因
人の体は内耳、眼、手足の関節筋肉にある深部知覚器の3つで情報をキャッチして、脳脊髄で統合し平衡感覚を維持しています。めまいはこの平衡系のいずれかの障害でおこります。
めまいのうち7割は内耳の障害によるもので、末梢性めまいとよばれます。また脳の障害によるものを中枢性めまいとよびます。
末梢性めまい
ぐるぐるまわる感じの回転性めまいで、内耳の障害で起こります。難聴、耳鳴りを伴います。めまい発作時には吐気、嘔吐があります。
末梢性めまいを起こす病気にはメニエール病や、頭を動かしたり、寝返りをうった時に短時間の回転性めまいが起こる良性発作性頭位めまい症、その他前庭神経炎、突発性難聴などがあります。
中枢性めまい
ふわふわする感じの浮動性めまい、気が遠くなる感じの眼前暗黒感で神経症状を伴います。脳脊髄の障害で起こります。激しい頭痛を伴う場合はクモ膜下出血が疑われます。顔面や手足のしびれ、話しにくい、意識障害などの症状を伴う場合は椎骨脳底動脈循環不全症や脳梗塞が疑われます。その他脳腫瘍などで起こります。
その他のめまい
起立性低血圧は急に立ち上がった時に血圧が低下してめまいが起こります。その他高血圧などの循環器疾患が原因になります。
入院を要するめまい
以下の症状の場合は中枢性めまいが疑われ、生命に関わることがります。すぐに受診しましょう。
1)意識障害や神経症状を伴うもの
2)激しい頭痛を伴うもの
3)発熱のあるもの
4)症状が進行性のもの
日常の注意、治療
発作時には静かな部屋で横になって安静にします。めまいの弱くなる頭の向きをとります。
安定期にはストレスを避け、睡眠を十分にとりましょう。規則正しい食事と、適度な運動をしましょう。まためまいのリハビリテーションとして積極的に頭位を変換する運動療法があります。末梢性めまいの薬物療法として、循環改善薬、代謝賦活薬、利尿薬、抗不安薬などが用いられます。
めまいは種々の病気でみられる不快な症状です。適切な診断をうけ治療を始めましょう。
めまいの原因
人の体は内耳、眼、手足の関節筋肉にある深部知覚器の3つで情報をキャッチして、脳脊髄で統合し平衡感覚を維持しています。めまいはこの平衡系のいずれかの障害でおこります。
めまいのうち7割は内耳の障害によるもので、末梢性めまいとよばれます。また脳の障害によるものを中枢性めまいとよびます。
末梢性めまい
ぐるぐるまわる感じの回転性めまいで、内耳の障害で起こります。難聴、耳鳴りを伴います。めまい発作時には吐気、嘔吐があります。
末梢性めまいを起こす病気にはメニエール病や、頭を動かしたり、寝返りをうった時に短時間の回転性めまいが起こる良性発作性頭位めまい症、その他前庭神経炎、突発性難聴などがあります。
中枢性めまい
ふわふわする感じの浮動性めまい、気が遠くなる感じの眼前暗黒感で神経症状を伴います。脳脊髄の障害で起こります。激しい頭痛を伴う場合はクモ膜下出血が疑われます。顔面や手足のしびれ、話しにくい、意識障害などの症状を伴う場合は椎骨脳底動脈循環不全症や脳梗塞が疑われます。その他脳腫瘍などで起こります。
その他のめまい
起立性低血圧は急に立ち上がった時に血圧が低下してめまいが起こります。その他高血圧などの循環器疾患が原因になります。
入院を要するめまい
以下の症状の場合は中枢性めまいが疑われ、生命に関わることがります。すぐに受診しましょう。
1)意識障害や神経症状を伴うもの
2)激しい頭痛を伴うもの
3)発熱のあるもの
4)症状が進行性のもの
日常の注意、治療
発作時には静かな部屋で横になって安静にします。めまいの弱くなる頭の向きをとります。
安定期にはストレスを避け、睡眠を十分にとりましょう。規則正しい食事と、適度な運動をしましょう。まためまいのリハビリテーションとして積極的に頭位を変換する運動療法があります。末梢性めまいの薬物療法として、循環改善薬、代謝賦活薬、利尿薬、抗不安薬などが用いられます。
めまいは種々の病気でみられる不快な症状です。適切な診断をうけ治療を始めましょう。